メンテナンスの必要性について
1.なぜメンテナンスが必要なのか

太陽光発電システムは、販売施工会社や営業の方はメンテナンスにほとんどコストが掛からない、太陽光発電がメンテナンスフリーであるという内容で販売促進を行っていました。

電気製品のシステムである以上、「故障しない」「性能が低下しない」という事はありえません。

雷や台風・突風などの自然現象等による偶発的な故障、工事不十分や接続不良などによる人為的な故障、経年劣化や寿命による故障は全体の16.9%(NEDOの太陽光発電システム評価技術研究会)という調査結果が出ています。

​このように、さまざまな要因による発電量の低下が考えられ、つまり事業主様の事業収益低下の可能性があるからです。

2.現実に起きている問題

※わたしどもが実際に事業主様の依頼により、無料で診断させていただきトラブルを発見した事例の一部です

・ 月の売電収入が減収となっているような気がするが、販売業者に「おそらく天候のせいでしょう」と言われた

・ 低圧の発電所を5箇所、所有しているが、1箇所だけ売電収入が少ない気がして施工会社に問い合わせるが

  「何も問題はないと」と言われた

・ 事業主様がパネルの破損をみつけ、販売業者に対応を依頼するが動いてくれない

・ 事業主様の自宅近くに発電所があるが、ブレーカがおちて発電停止しているにもかかわらず気付かれていない

・ 電力会社よりの明細書をみて売電金額が減っているが、遠隔地に発電所があるため事業主様がなかなか行くこと

  ができない

3.太陽光発電システムの保守・点検方法

定期点検の内容としては、「製品点検・運転点検・数値測定」の3つに大きく分かれます

・「製品点検」ではパネル・接続箱・パワーコンディショナー・昇圧ユニットが点検します。

・「運転点検」では、パワーコンディショナー・昇圧ユニットの動作確認をします。

・「数値測定」では、パネル・電力系統の電圧測定、パネル・機器間の絶縁抵抗測定、設備の接地抵抗測定、

      パネル自体の発電出力測定を行います。

 【 点検する対象 】

    パワーコンディショナ―本体

    太陽光パネルや設置架台

    外線内線ケーブル、接続箱、集電箱 

【 点検する項目 】

    汚れや傷の有無

    破損や欠損の有無

    腐食、配線外れの有無

    異音や振動、異臭の有無

    明細書やモニターによる発電状況の確認など

発電量の遠隔監視システムを設置して、定期点検までの期間に不具合が放置されることを防ぐことができます。